日本生命、米ドル建て劣後債発行 利回り差縮小で約2000億円調達

2024.04.10 17:08
金融・資本市場
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

日本生命保険は4月10日、期間30年の米ドル建て劣後特約付き社債13.2億ドル(約2000億円)を発行した。利率は当初10年間を年5.95%の固定とし、以降5年ごとにステップアップする。高金利環境下での資金調達となるが、米国で利下げ期待が高まるなか社債への投資マインドは高揚。「社債スプレッド(国債との利回り格差)が過去最低水準にあり、まとまった額の調達として絶好のタイミング」(同社)との認識を示した。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

日本生命、米生保へ6000億円出資 持分法会社に
日本生命、眼疾患の早期発見で協定 仙台市などと移動健診実施
日本生命、団年配当利回り引き上げへ
日本生命、群馬富岡に木造拠点開設 8割に県内産木材使用
木造と再エネを組み合わせた群馬富岡オフィス

関連キーワード

金融・資本市場

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)